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  『春の日は過ぎ行く』

01: 名前:さよ投稿日:2001/10/01(月) 21:54
これから見る方のためにあれこれ書くのを差し控えますが、観客の今まで生きてきた
人生にズーンと響いてくる映画です。家族、老人、恋愛、自然等、いろんなものが含
まれています。恋愛映画というと楽しく美しい映画が多いじゃないですか。
これは自分が経験した男女の付き合いを思い出させてくれます。あの時どうしてあんな
行動をとったんだろう。自分の気持ちは本当はこうだったのに。あの時の相手の気持ち
はどんなだったろう、なぁんてことを。これは観客が今までどんな風にいきてきたかに
よって、感じ方は違うと思います。この年上の女性がひどいと感じるか、理解できると
感じるか、人それぞれ。

それから、痴呆症で徘徊癖のある老人がでてきますが、この老人に対する温かい視線が
うれしいです。ちょうど「シネ21」は表紙がイ・ヨンエとユ・ジテ。飛行機の中で少し
ぱらりとめくっただけなのですが、ホ・ジノ監督とユン・ジョンチャン『鳥肌』の対談が
掲載されて興味深いです。ホ・ジノ監督自身も大家族の中で温かく育てられたことや、
大学1年生の時好きで付き合っていた女性がいてわかれたことなど書かれていて、そういう
背景のもとにこの映画が作られたのだと思うと一層深く考えてしまいます。

これからご覧になる方は是非楽しみにしてください。『八月〜』とは一味違います。

02: 名前:さよ投稿日:2001/10/01(月) 22:43
>ホ・ジノ監督とユン・ジョンチャン『鳥肌』の対談が

ユン・ジョンチャン監督です。監督が抜けて大変失礼しました。
帰った早々、PCに向かってすごい勢いで書いてますので。

それから、書いたついでに。。。
ユ・ジテはサウンドエンジニア役で、自然の音を録音するのですが、その音が
とても心地よく響いてきます。音楽ではエンディング音楽が松任谷由実さんの曲で、
韓国版ではキム・ユナさんが歌うので楽しみにしていたのですが、エンディングが
流れ出すと客は帰り始め、松任谷由実さんの名前を確認しようとスクリーンを見て
いたら、そのうち掃除のおばさんが4人くらい入ってきて最後にその名前を確認
した時には、私一人になり、係りの人が入ってきてドアを閉めようとする始末。
エンディング曲くらいは最後まで聞きたいなと思いました。

03: 名前:kalburim投稿日:2001/10/08(月) 03:41
「春の日は過ぎ行く」のミキシングは松竹のサウンドスタジオでやりました。
(大船にあるんですが・・)
その作業を見られるチャンスがあって行って来ましたが
とにかく凄かったです。監督の「音」に対するこだわりといいますか、
執念に近いものを感じました。ぜひサウンドシステムが良い映画館で
ご覧下さい。「音」でこれだけ映画が変わるということに凄く感動を受けましたので・・・

04: 名前:さよ投稿日:2001/10/08(月) 10:21

kauburimさん、こんにちは

私はseoulに最近できたばかりのセントラルシネマで見たので、音が耳の傍から聞こえて
くるようで、まるでそこにいるかのような気がしました。
自然の中で聞こえてくる風や水の音はタルコフスキーの映画を彷彿とするものがありました。
この映画は、この「音」がなかったらただの恋愛映画に終わっていたと思います。
永遠にそのままテープに保存された「音」といつかは変わってしまう「愛」とがうまく
対比されています。

● セントラル6シネマ

ところで高速バスターミナル駅にあるセントラル6シネマですが、6館ある(サムソン
ドンのメガボックスと比べたら)こじんまりとした劇場ですが、とてもいいです。
劇場内の装飾はお洒落で座席もゆったりとして椅子も座りごこちがいいです。
カップルが2人用のラブチェアで寄り添って見ていました。よく見てみると、この座席はア
ームが上に上がるようになっていて、2人用座席にすることができるんですね。
フ〜ム、アームを上げるか上げないかでカップルの親密度ぐあいがわかるってわけ。
余計なお世話でした!

05: 名前:さよ投稿日:2001/10/29(月) 08:08   東京国際映画祭
昨日は雨なのに『春の日は過ぎ行く』に多くの観客が集まってましたね。
イ・ヨンエやユ・ジテに会えること以上に『八月〜』のホ・ジノ監督
の第2作目への期待が大きかったような気がします。

私はこれをみたのがソウルで見たのを含めて3回目になるのですが、
見るたびに映画の見方がかわってきます。最初は女性の行動が理解
しずらかったのですが、すこしずつ理解できるような気がして
きました。恋愛、結婚、年齢、家族、、、ウーーム。
イ・ヨンエの年上の女性の演技は最高。すごくぴったりしてたんですけど。

本当にホ・ジノ監督らしい映画です。また見たいな。

06: 名前:kappe投稿日:2001/10/30(火) 05:26
 監督も主演のお二人とも好き(八クリは劇場で数回見ましたし、DVDプレイヤー
も無いのに八クリのDVDソフトは何故か持ってる(^_^;))なので、この映画には
とても期待していました。ですが...

--------------------- 以下、ネタバレ注意 ---------------------
# 悪口書くので、見たくないヒトは読まずに飛ばして下さい。

 難病のような"非日常"を、お涙頂戴ではなく、抑制された淡々とした調子で描く
なら、これは深い感動を呼ぶ。
 ですが、失恋のような"日常"を、特に何の工夫もなく"抑制された""淡々とした
調子"で描かれても、これは単に退屈なだけでしょう。

 さらにこの映画は説明不足でもある。何故あの2人は惹かれ合ったのか?何故
ヒロインの心は離れていくのか?何故ヒロインはよりを戻そう、戻せると思うの
か?描かれ方は省略が利きすぎていて、とっても唐突。
 もちろん、現実社会でも、表面的には唐突に見えることはいくらもある(特に
女性は自分の行動原理を説明することを好まないヒトが多いし)でしょう。でも、
本人達も意識しないような潜在的な理由、小さなコトの積み重ねや些細に見える
かもしれない"きっかけ"は、あると思うんですよね。
 で、そゆことを無視しあのような描き方をすると、ヒロインが支離滅裂かつ尻
軽で浅薄な自己中心女にしか見えない。説明を省略しすぎ。

 退屈で、しかもとても後味の悪い映画でした。「八クリ」の監督の作品でなけ
れば、絶対見ないような作品。

07: 名前:automatic投稿日:2001/10/31(水) 00:04
えーと、kappeさんがあまりに私の想像していた通りの映画評を書いてくださったので、
ものすごく困ってしまいました。いや、実は初め私も、kappeさんのようなことを思っていました。

この映画を見た直後、さよさんに「イヨンエ(の役)って悪女ですね」って言っているんです、私。
それぐらいこの映画に嫌悪感があった。それは事実です。もう、『八月のクリスマス』に比較したら
どうしようもない映画だな、って思ってました。

…が、しばらく経つうちに痛んでくるんです。昔の(心の)古傷が…。
映画を見た直後の嫌悪感って、私の場合は過去の嫌な(或いは甘い?)想い出のフラッシュバックなのでは
ないかと思うようになってきました。なるほど、あんときゃガキだったなあ、彼女が
「しばらく会わない」というのを真面目に受け取らなかったんだろうか、とか、いろいろ、
それこそ走馬灯のように蘇ってくるわけです。

ま、鬱の時には絶対に見てはいけない映画です。文字通り、春の日に「逝く」状態になる鴨。
あと、出会ったばかりの未来を夢見たいカップルも見てはいけないです。

#二人が何で惹かれ合ったかを説明しすぎるのは、ちょっと野暮過ぎませんか?
昔から言うじゃないですか?「目と目が合ったときから恋が花咲くことも有る」って ;-)

08: 名前:automatic投稿日:2001/10/31(水) 00:12
あ、上の続きね。舌足らずでした。

で、人間(っていうか私限定でもいいけど)って案外マゾヒステックなものがあるのか、
そういった心の古傷を、触って、かさぶたをいじっては、その痛みに快感を感じるわけですよ。

いや、その痛みが、昔の恋人や楽しかったときの想い出をを思い出す、一種の刺激なのかもしれません。
だから、この映画は、その想い出を思い出すための、トリガーの役目を果たしているから、良い映画
という人が多いのかもしれません。

#ちょっとこの文、恥ずかしいな.

09: 名前:kappe投稿日:2001/10/31(水) 05:42
--------------------- ネタバレ警報 ---------------------

> 「イヨンエ(の役)って悪女ですね」

 実際に悪女かどうかは、よく分からない描かれ方ですね。あまりにも支離滅裂な
描かれ方なので、何か省略されているのかも?とは少し感じます。かと言って、ヒ
ロインに好意的な推測をする根拠も全くありませんが。

> 二人が何で惹かれ合ったかを説明しすぎるのは、ちょっと野暮過ぎ

 説明しすぎるのは、確かに野暮。でもあそこまで省略されると、ヒロインが単な
る淫乱女にしか見えません。「泊まっていく?」の台詞を聞いた時はビックリしま
した。目が点。

> 目と目が合ったときから恋が花咲くことも有る

 これは私には全く理解できません、すいません。以前別のスレッドでも書きまし
たが、私誰かを好きになったことって生まれてこの方一度もないんですよ。恋愛小
説とか、受験数学の問題集並みに味気なく感じるし。きっと恋愛感情が欠落してる。
 目が合っただけで好きになるなんて、相手の人格・人間性はどーでも良いわけで
すか?私の想像通り、動物的本能で好きになるの? 謎。

> この映画は、その想い出を思い出すための、トリガーの役目を果たしている

 そうすると、失恋を扱えば、映画の出来自体はどーでも良い?それもヘン。

10: 名前:kappe投稿日:2001/10/31(水) 06:34
補足です。

> > 二人が何で惹かれ合ったかを説明しすぎるのは、ちょっと野暮過ぎ
> 説明しすぎるのは、確かに野暮。でもあそこまで省略されると(後略)

 例えば八クリ。主人公の苦しみを、あからさまには説明しませんよね。でも、
十分それとうかがわせる描写がある。「抑制された表現・描写」。小さな描写を
積み上げる手間を惜しんでいない。それが共感と感動を呼ぶ。

 それに対してこの映画では、監督は手抜きとも思えるほど(何か演出意図でも
あったのかしらん?)、そのような描写をしていない。このため、極めて唐突な
印象を与えてしまう。
 監督の女性観の現れかしら?監督、女性に対する偏見でもあるんじゃ... 振ら
れて、でも自分が振られた理由が理解できない鈍感オトコが「オンナっていうも
のは気まぐれだ」とか言ってオノレを慰めている。この映画を見て、そんな印象
を持ちました。

11: 名前:kappe投稿日:2001/11/01(木) 06:51
● ユリイカ

 雑誌"ユリイカ"で韓国映画が特集されていますね。ざっと目を通しましたが、な
かなか充実しています。

 ホジノ監督のインタビューも載っていて、監督曰く「恋愛経験の多い人はウンス
(ヒロイン)に共感し、少ない人はサンウ(男主人公)に共感する」とか。

 ホントかな?

#追伸:上の10の書込の"鈍感オトコ"は監督のことです念のため。

12: 名前:automatic投稿日:2002/08/18(日) 00:03
 昨日、渋谷では最終日でした。
 前売り持っていたのに行けなくて、最終日に滑り込みです。
 だいたい、私、初日(か、その近辺)に見るか最終日(の近辺)に見るか
のどちらかになってます。
 で、最終日に最終回、満員でした。実は私、この映画に良い印象をもって
なくて、少し見るのを躊躇っていたんです。昨年の東京国際映画祭で最悪な
印象をもっていたのですが、多数のイ・ヨンエファンを敵に回したくなかっ
たので、黙ってましたけどね。
 どうしても同じ監督の「8月のクリスマス」と比べてしまうのはしょうが
ないけれど、「8月のクリスマス」は撮影監督のユ・ヨンギルの力があった
からこそ、あの映像ができたわけで、韓国映画史に名前が残るくらいの名作と
比較するのが、そもそも間違っているのかもしれません。実際、韓国版DVD
のメイキングをみるとユ・ヨンギルの凄さを実感できます。

 で、今回は映像じゃなくて、このスレの書き込みにもありますけど、音に
着目?して見てみました。なるほど、音に関してはとてもこだわりが感じら
れましたね。音のこだわりは東京国際映画祭の時には気が付かなかったの
ですが、東京国際映画祭の会場は広すぎて、上映環境(特に音響面)とし
てはこの映画向きではなかったのでしょうね。評価が少し変わりました。

 …でも、音に着目すればするほど、イ・ヨンエの台詞回しが下手で、
気になってしまいました。「JSA」の時には気にならなかった(英語の
ために目立たなかったのかもしれません!?)のですが、台詞回しの
表現力が乏しくて、何が原因で二人の関係にヒビが入ってしまったのか
よくわからない。(ラーメンを二人で食べながら、サンウの父親がつけた
キムチの話をした時くらいから少しギクシャクしはじめたようですが。)
 イ・ヨンエの演技にもう少し工夫があれば、この映画、もうちょっと
良くなったのかもしれません。

#しかし、ユ・ジテが共演のせいか、イ・ヨンエもちょっとおばさんっぽかったなあ。
ああ、イ・ヨンエファンを敵に回してしまったかな。

このあと、キネカ大森でも上映するそうですね。東京近郊の方、まだまだ、
見ることができますよ。

13: 名前:どんぐり投稿日:2002/08/19(月) 14:09
 お久しぶりです!!イ・ヨンエでは若すぎる!?という
意見もあるようですから・・・。
 なお、秋には地方にも回ってくるそうです(せっかく大
阪でみたのに)。出羽でわ。

14: 名前:automatic投稿日:2002/08/22(木) 00:34
イ・ヨンエが若すぎるということはないと思います。演技が未熟でまだまだという感じはありましたが…。

15: 名前:ほりけん投稿日:2003/07/19(土) 17:20
「春の日は〜」ではじめてイ・ヨンエのファンになりました。「JSA」では
そんなに印象に残る女優さんではなかったのですが、この「春の日は〜」の
雰囲気にピッタリきたんでしょうね。
この役柄の女性は賛否が分かれるでしょうが、このような出会いと別れが
あってもいいのでは・・・。少なくとも、ユ・ジテ演じる、こんな純朴な
青年には良い人生の勉強になったことでしょう。このような男女間の感情
の機微には、理屈はあんまり関係はないのかもしれません。万人に理解さ
せようとすると、この映画本来の良さを消してしまうでしょう。そういう
意味では、純粋な恋愛映画とは違うのかもしれません。が、この映画が印
象に強く残るのは間違いありません。この男の子の、その後の成長ぶりを
見てみたいものです。やっぱり男は、負け犬根性が身体に染み付かない程
度に打たれ強くないと駄目です。でも、おばあちゃんからすれば、こんな
孫は可愛くてしょうがないでしょうね。
こんなことを考えてると、またこの映画見たくなってきました。今晩、ビ
デオ借りてこようかな・・・。


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